俺は寝てはならぬ
一旦寝かせることは大事だと分かってはいるのだけど……
昔も趣味でちょっと文章を書いていたはまぐろです。
人は誰しも、生きている上で何かを作る機会があるものです。
文芸や、美術、音楽といったアートから実用的な物まで。何なら小論文といった答案だって作るものです。(後こどもドゴォ)
そういった物を作り完成度を高めようとしたときに大事な事は見直すということなんですが、短期間で造り上げられるものはまだいいです。見直すといえどテンションは製作中から多少落ち着いているとはいえ、浮ついてるタイミングですから大きなアラは流石に気づきますが、細かい所からは目に入らなくなります。よく言えば妥協が出来るというものです。
(とはいえ小論は最初から最後までこれでいいのか? と思いながら書いていたりして、提出後、結果が出るまでずっとこれでいいのか? と思い続けますが)
しかし、一度寝てしまうとテンションが冷めます。ヒエッヒエです。特に趣味でライトな小説を書いていた時の気分の下がり方は以上ですね。誤字脱字を見つけ、明らかな設定の矛盾に気づくとこまではいいのですが、
ここ似た表現が連続してるな。
だとか
~した。~した。……した。が連続してて気持ち悪いな。
といった細かい表現のことは序の口として
よく考えたらこの設定おかしくないか?
といった根本の設定の否定が始まったりして少なくとも一話分の5千字、最悪設定から立て直したりするので数万字がふきとんだりします。
幸い? というか何というか、中長編は人様に見せる場までは到達していないので、所謂エタにはならないのですが、それでも設定資料のようなものがハードディスクに山積していき、後から眺めてoh…….となる事は日常茶飯です。
何故か1万字程度で書き上げたような短編を読み返してもそういった症状は現れないのですが、それでも、書いている最中に寝てしまうとctrl+A→deleteをしてしまうことがよくあるので、未完の物に対して妥協が出来ないんでしょうね、私は。
このブログだって、深夜テンションで建てて後悔の真っただ中ですが、それ以上に何も言わずにエターナルというのはあれなので、いい感じの落としどころを見つけるまでは続けることになりそうです。その性質上書き続けている間には完結をしない、ブログというものは私には相性悪いのは分かり切っていたのにどうして始めてしまったんでしょうね。ノシ
(そうだ、皆さんも見直しをしてみてはどうでしょう。自分の人生とか)